旧村上ファンド系の南青山不動産がダイドーリミテッド株の5.14%を保有していることが判明しましたね。これは、「投資及び状況に応じて経営陣への助言、重要提案行為」などを目的としているようです。南青山不動産は6月27日に持株を買い増し、村上世彰氏の長女、野村絢氏と合わせて報告書を関東財務局に提出。一方、同日開催の定時株主総会では、アクティビストのストラテジックキャピタルが株主提案で取締役候補を提出し、最終的に8人が選任されましたね。

Update: 2024-07-07

10時現在、ソフトバンクグループ（コード9984）の株価は一時的に105円（0.98％）安の1万600円となりましたね。英紙フィナンシャル・タイムズが報じたところによると、SBGは物言う株主であるエリオット・マネジメントからの自社株買い要請にも関わらず、AI案件への投資を優先する方針だそうです。大規模な自社株買いへの期待が低下し、株価に影響を与えたようですね。

Update: 2024-07-07

ダイドーリミテッドの株主総会では、アクティビストファンドのストラテジックキャピタル（SC）からの株主提案が議題に上がり、会社側とSC側双方からの取締役候補が選定されました。結果として、会社提案の5名とSC提案の3名が選ばれ、会社側が過半数をかろうじて維持しました。今後、SC提案の取締役がどのように経営に関与し、11年連続で営業赤字のアパレル事業と不動産事業の立て直しを図るかが焦点となりますね。

Update: 2024-07-07

日本でもアクティビスト（物言う株主）の活動が増加していますね。2014年には8社に過ぎなかったアクティビスト企業が、2024年には72社に拡大しています。今年のアクティビストの活動件数は過去最高ペースであることも注目です。アクティビストの活動が株価に影響を与えるのかについても関心がありますね。特に、企業の株式取得などの介入を公表する前後の期間の株価反応が多く分析されています。

Update: 2024-07-07

4日のロンドン株式市場でFTSE100種総合株価指数は続伸し、前日比0.85%高の8241.26で終えましたね。その背景には米国の利下げ期待があり、投資家心理が改善したことが挙げられます。英シェルなどエネルギー株や、ドイツの消費者金融事業売却を公表したバークレイズなど銀行株が買われました。また、医療機器のスミス・アンド・ネフュー株は投資ファンドのセビアン・キャピタルが株式を約5%保有したことを受けて上昇しました。一方で英ネクストなど一部の小売株が売られましたね。

Update: 2024-07-07

日本の株式市場では、アクティビスト（物言う株主）が活発に活動していますね。東京証券取引所や金融庁が企業に対し投資家との積極的な対話を推進していることが背景にあります。そのため、アクティビストが不採算事業の売却や株主還元の強化を求める事例が増えています。本書では「経営者はアクティビスト以上にアクティビストたれ」というメッセージが強調されています。つまり、経営者自身が積極的に企業価値を高める取り組みを率先して行うべきですね。

Update: 2024-07-07

ダイドーリミテッドは株主還元策として、2025年3月期の配当を従来予想から95円積み増し100円にすることを発表しましたね。更に今後3年間も年100円の配当を維持する方針です。また、最大50億円の自社株買いを実施予定で、株主還元には総額約130億円がかかる見込みです。これを不動産売却益で賄う予定で、東京都内のホテルとオフィスビルを売却する方針ですね。一方で、業績の回復や成長投資にも十分な資金を確保していると説明しています。

Update: 2024-07-07